黒の代わりか、白の代わりかを決める

グレーは、黒より軽い印象にしたい場合と、白より汚れや陰影を目立たせたくない場合とで、出発点が変わります。最初に明るい側か暗い側かを選び、それから青み・茶みの方向を見ます。名前にAshやStoneが入っていてもメーカーごとに意味が揃っているわけではないので、同じ名称を同じ色として扱わないようにします。

中間色ほど、同じ背景で比べる

Bambu Lab PLA MatteのAsh Grayは#9B9EA0、Polymaker Panchroma Matte PLAのFossil Greyは#8A8C94と公表されています。カタログにある二つのマット系グレーを、周囲の色を揃えた見本で比べると、商品写真ごとの背景の違いを持ち込みにくくなります。公表値は候補選びの目印であり、表面のざらつきや光沢、実物の色差まで示すものではありません。

形状を見せたいか、馴染ませたいか

模型の形状を見せる目的なら、濃淡の異なる三候補を並べます。既存の機器に合わせる目的なら、近い明るさの候補だけを残し、色の方向を比べます。この二つを混ぜると、単体では好みでも設置すると違って見える候補を選びやすくなります。比較画面のメモ代わりに、検索条件のURLと色名を保存すると、別の日にも同じ出発点から選び直せます。

似ているグレーの乗り換えは慎重に

部品を追加で作る場合、画面上で近い色の別メーカー品を同色の代替品と考えないでください。同じ形状を同じ条件で造形した実物比較がない限り、継ぎ足した部分の一致は確認できません。初期版は公表情報を使った候補検索です。既存の造形物に合わせるときは、元のメーカー・シリーズ・色を先に確認し、代替候補は別候補として残します。